鉄の削れるCNCのフライス盤です。元は中華製のフライス盤ですが、根本的な改造が施されています。

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商品情報

写真のように、中華製のCNCを改造したものです。
本体の剛性はそのままで鉄を削ることが可能となりましたので、販売することに致しました。
特許はすでに申請済みです。
現在、この価格で鉄を削れるCNCは他にないと思います。
鉄を削れるCNCは、最低でも100万は必要です。

動画のURLを貼って置きます。
動画は16倍速に短縮してあります。
https://youtu.be/00B-6HwsexI?si=QDxvq8X24Ws-8573
削っているワークは、ホームセンターで売っている帯鉄です。
厚さ6ミリ、幅が50mmです。
これから、以前販売しておりました、エアーガンの部品を削り出しております。
送りは100mm/min、ステップは0.2mmで削っております。
使用しているエンドミルは2mmのスクエアータイプです。

なぜ鉄が削れるのかと申しますと、画像をご覧頂けると分かりますように、スピンドルモーターの横にもう一つモーターが設けてあり、これにより直径0.数ミリの円運動を発生させております。この円運動がマウントを介してエンドミルに伝わるように出来ております。
エンドミルの回転運動だけでは、切削抵抗に押されると、剛性の低いフライス盤では、エンドミルを支えきれずに暴走しますが、ここに高速の円運動が加わりますと、円運動は本体に支えられてはいますが、独立した運動でもあり、本体の足場を必要とせずにワークに働きかけます。つまり、エンドミルの切削を手助けするように働くのです。
更に、0.数ミリで円運動をしながら切り進みますので、エンドミルの幅よりもわずかに広い溝が削りだされる結果、エンドミルは左に押されてずれながら切り進むのではなく、広くなった溝の中を進むことになります。
したがって切り進む向きが変わっても、ワークから出入りしても、異常な切削は生じないで、設定された中心線に沿って切り進むことになります。
必要なものは一通り揃っておりますが、切削油は付属しません。
出来るだけCNCの使用経験のある方に落札いただければと思います。

鉄が削れますと、作れる品物の幅が広がります。
熱処理も可能となり、実用に耐える部品の加工を自分で行えるようになります。



(2024年 7月 9日 21時 40分 追加)
切削の原理について少し加筆させて頂きます。
原理を超音波カッターに例えれば、わかりやすいかと思います。
超音波カッターの場合は、一方向の振動ですので、その方向に刃を高速にてワークに叩き付け、その繰り返しで切っております。
このCNCの場合は、エンドミルを回転と同時に円運動をさせておりますので、回転で削りながら同時に全方向に叩き付けて削っている訳です。
エンドミルの大きさ、材料の硬度及び切込み量、切削速度等により、必要な円運動の強度も変わってきます。
そこで、今までは円運動を固定にしておりましたが、錘の偏芯量を少し大きくしておいて、可変電源にて駆動することにより、円運動の強度を必要に応じて、変えられるように致しました。
原理的に言えば、エンドミルの径よりも僅かでも幅広く削れるなら、問題なく切削が進められると考えております。

残り 1 42120円

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